6億円超の豪邸が「公益」 検定協会の「漢字能力」は何級?

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   <テレビウォッチ>公益法人というよりも『私益』法人といった方がいいのかもしれない。きのう(2月9日)、文部科学省の立ち入り調査が入った漢字能力検定協会のことである。

これだけお金を動かしてれば

   蓮見孝之アナが調査の理由となった事項の説明を始める。

   (1)収支のバランスを欠いている=必要以上の利益を上げてはならない公益法人なのに、最近の検定ブームに乗って儲け過ぎた

   (2)6億7000万円の豪邸を購入=資料館という名目だが使用されていない

   (3)ファミリー企業との不透明な取引=3年間で66億円が流れている

   みのもんたは「どんなに経理に詳しくない人でも、これだけのお金を自由に動かしていれば疑問をもつ。過去3回、文部科学省の指導があったにも拘わらず、こうなったってことは、存続をやめた方がいい」と怒った。そして「よりによって66億円も。ファミリー企業って、これ何? レストランか何か? ファミリーっていうんだけど」と、いたずらっぽい目で蓮見を窺う。みのにすれば、何らかの反応が欲しかったところだろう。

   が、まじめアナは素知らぬ顔で「いえいえ、違います。いろいろと業務を委託するにあたって、大久保昇理事長と息子さんが代表をつとめる4つの会社に委託したことが適切だったのかどうかという問題」と話を進めるのであった。

   漢字能力検定協会が主宰する「今年の漢字」の発表は、どうなるんだろう。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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