「世間の評判」にビビり過ぎないで! がんばれロンドンハーツ

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   <ロンドンハーツ>『子供に見せたくない番組』でお馴染みの「ロンドンハーツ」がテレビ朝日開局50周年を記念して久しぶりに暴走した。今回のSPの第2部として数年ぶりに『ガサ入れ』企画を復活させたのである。

   『ガサ入れ』は恋人の浮気を怪しんだ依頼者からの相談を受け、ロンドンブーツ1号2号の淳と亮が恋人の自宅へアポ無しで訪問、浮気の証拠がないかを『ガサ入れ』する。淳の鋭い観察力と推理力で今までに何件もの浮気調査を成功させ、番組ファンには根強い人気があった企画だ。ところがプライバシーの問題などが指摘され、いつしかゴールデンタイムでは放送しなくなってしまったのである。

   今回の依頼者は22歳のバーテンダー。アマチュアでお笑いコンビを組んでいたり、雑誌モデルの仕事をしていたりするアフロの男性である。半年前から付き合っている彼女がどうも元カレと怪しい、と感じたので『ガサ入れ』をしてほしいとのことであった。ところがロンドンブーツ1号2号の2人が実際に彼女の部屋に行ってみると、そこにはアフロの写真も携帯の履歴も全くない。

   さらにアフロが怪しんでいた「元カレ」は実は「元々カレ」で、その次に付き合っていた「元カレ」と「別れた」はずなのに今でも付き合っているという。いわゆる二股である。というより、アフロはただのキープで、本命は「元カレ」というから驚きだ。それでも何故か「俺のことの方が好きになってもらえるように頑張る!」と張り切るアフロ……恋は盲目とはまさにこのことだろう。

   最近のバラエティは世間の評価を気にした小さい範囲の笑いになってしまっている気がする。だからこそ、たまにこういう企画を復活させるのは、テレビにとってとても大切なことではないだろうか。単純でくだらない企画こそが、笑いの肝では?

のすけ

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