「『郵政民営化』賛成じゃなかった」 首相発言に浅野「これはまずい」

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   <テレビウォッチ> お騒がせ発言を連発する麻生首相は、メディアにとって有難い存在といえるかもしれない。今度は、郵政民営化について熱弁をふるった。

混乱しますよ

   昨日(2月5日)の衆院予算委員会で、「4分社化した形が本当に効率いいのか、見直すべきときにきている」と語ったのだ。かなり唐突な見直し論のような印象だったが、案の定、その後の会見で首相は「政府の郵政民営化委員会で検討している。その答えを受け取るのが私の立場だ」と軌道修正。ただ、浅野史郎(前宮城県知事)は「見直し論まではいい」とコメント。浅野が問題視するのは、首相が「私は、小泉内閣の下、(郵政民営化に)最終的には賛成したが、賛成ではなかった」と述べたこと。

   浅野は「内閣ということで連続性もある。今の自民党内閣は、郵政選挙で得た300超の議席で成り立っている。その流れの中での総理大臣だ。思いはどうあれ、この部分については、きわめて慎重でなくてはいけない。反対だったとなれば、国民は何を信じていいか分からない。一介の議員であれば、いろんな議論があってもいいけど、総理大臣が言ってはいけない。これはまずい」と言う。

   みのは「国民、混乱しますよ……内閣って、メチャクチャですね」と受けた。

   見直すべきは、まず「郵政選挙」の方だろう。賞味期限がきれたというなら、解散総選挙で信を問うしかあるまい。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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