タミフルにする?それともリレンザ? なんと勘に頼っていた!

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   <テレビウォッチ>きのう(1月27日)発表されたインフルエンザ流行の実態は、医療機関1か所あたりの患者数が20.84人で、昨2008年の17.62人より多い。ピークは2月上旬とみられるが、この数字が30人を超えると、警報レベルになるという。

薬より免疫力、体力…

   一番多いのが沖縄で、なんと65.3人。気温が平年より0.7度低く、低温・乾燥がウイルスに好条件だったのと、もともとマスクをする習慣がなかった、また観光客の持ち込みなどによると見られている。他地域でも、茨城の病院で患者、職員23人が集団感染、患者2人が死亡。京都では、学級閉鎖がすでに273で、昨年の通年で129をはるかに超えたなど、相当なハイペースだ。

   今年やっかいなのが「Aソ連型」。98%がタミフル耐性をもっているため、リレンザにしないといけないのだが、検査では「A型」まではわかるが、「ソ連」か「香港」かまではわからない。そこで子供の場合には、医者が親に「どちらにしますか?」と効いて処方している。

   なんとも頼りない話だが、いわれた親の方も「前にも効いたからタミフル」「副作用(異常行動)が恐いからリレンザ」とかいってる。

   医者は、「薬使わなくても治ります。熱が1日2日長引くだけ」という。実はここが肝心なところで、「タミフル耐性ウイルス」というので、パニックになる必要はない。この知識はどうやら行き渡っているらしい。

   スタジオで西村綾子が、病院へいったとき何をするか、をやってみせた。まず綿棒みたいなもので鼻の粘膜をとり、試薬につける、それを検査トレーに入れると、インフルエンザに感染してるかどうかと、感染ウイルスのA、Bの別まではわかる。

   いつもは恐いおばさんのおおたわ史絵が、たちまちお医者さんの顔になって、テリー伊藤を検査して、「(インフルエンザに)罹ってません」。さらに、薬の飲み方で子どもに難しいという吸飲薬のリレンザの扱い方の説明もまことにてきぱき。何とも頼もしい。

   加藤浩次が、「耐性があると選択がむずかしい。効かない薬飲んでも意味がない」

   おおたわは、「インフルエンザは昔からあって、それを薬も使わず治してきた長い歴史がある。薬よりも、免疫力、体力の方が重要なんです」

   加藤が、「薬を飲まなきゃ治らないわけじゃない」

    「体力のない幼い子どもの場合がむずかしい」と西村がいう。まあ、最後は親の責任か。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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