<テレビウォッチ>麻生内閣の支持率がじり貧状態にある一方で、きょう(1月13日)自民党に離党届を出す予定の渡辺喜美元行革相に対する世論の支持が広がっているらしい。
FNNが行った世論調査の、「つぎの首相にだれがふさわしい?」アンケートで渡辺は8.3%を獲得、現首相を抑えて3位になったのだ(1位小沢一郎13.2%、2位小泉純一郎9.9%、4位麻生太郎5.9%)。
きのうの会見で「12年間、私に活動の機会を与えていただいた自民党を去るわけでありますから、たいへん寂しい思いもあります」と深刻そうだった渡辺も、堂々3位に入ったことを番組の長谷川豊アナに知らされると、「いきなりヒットチャートのベスト3に来ちゃった感じですね。驚いています」と表情を崩した。
前田典子(モデル)は「勇気ある行動だと思う」と渡辺の離党を評価、「今はついて行く人がいるかどうかわからないけど、国民の支持がどんどん上がって行くと、もしかしたら私も、という人が出てくるかもしれない」とコメント。
竹田圭吾は「引退を表明したにも拘わらず小泉さんが2位に入っているのは、小泉さんタイプのリーダーを期待する気持ちが根強い現れ。それに合う形で渡辺さんが単独で動いてメディアの露出が多いから人気があるというのは健全でない気がしないでもない」とした。
いずれにしても、政府・与党の『迷走』が、民主党と渡辺の支持を押し上げているのは間違いない。
文
アレマ