赤裸々な告白 仕事と恋「負のスパイラル」とは

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   この1年を振り返って考えると、私はいくつの恋をしてきたのだろうか?

   そして、休みもなく仕事をぶっ通しにしてきたのだろうか?

   先輩の作家は、私の働きぶりを見て、こう告げた。

   「おまえはアホみたいな働き方をして、1000万も稼げてないんだろ。俺なら仕事やめて結婚でもするね」

   こんな言われ方をしても、何も言えない私。

   そりゃそうですよ。こんな労働条件では婚活をしようにも、時間が合わない。

   それに、エステにも行っている時間はないし、爪が弱ってきてからは半年以上ネイルサロンにも行っていない。そういえば、美容院にも1年近くいっていないことに気がついた。

   と、言い訳語録がゴロゴロと出てくる。そうはいっても、この1年で5人の男性と関係を持ったり、なかには何人かと付き合ってみたりもした。

   しかし、なかなか私が求めている宝石のような男性はいなかった。 このような繰り返しを経て1年が終わり、新しい年を迎えようとしている。 これは完全に負のスパイラルである。

   だが、これを止められないのは、ひとえに私の責任である。 尼寺で修業でもしない限り、このような生活を変えることはできないのではないかと思われる。

   もしくは、こんな生活を送ってきた私でも、許してくれるような男性が現れるのを毎晩星に願ってみたりしようか。つくづく浅はかな行動をしてきていると我ながらあきれる。

   そして過去の出来事から学習する暇もなく、仕事に追われている。プライベートの破たんは、仕事のフラストレーションの鏡のようなものかもしれない。

   しかし先日、高給取りであればあるほど性生活が充実し、回数も多いというデータを見る機会があった。このデータから読み取れるのは、仕事のフラストレーションをプライベートに持ち込むような人間は、トップに上り詰めることができないうえに、人生を謳歌することもできないということか……

   頭の中だけで、ぐるぐるぐるぐるこんなことを考える。 これもまた負のスパイラル。

   1年を振り返った時の自分こそが惨めで空しくなってくる。 2008年を総括すると、一言で『負のスパイラル』。さて、2009年は?。

モジョっこ

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