「あのトヨタがここまで」 「不況対策」他社への影響力

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   <テレビウォッチ> ハローワーク統括担当の厚生官僚が、自己防衛のために「歴史的なナマ出演」をはたしたこの日。不況ニュースは今日も雨あられと降り注ぐ。

やっぱ自己防衛なんですか?

   ルイ・ヴィトンは銀座の新規出店計画を中止。東芝は国内4か所の工場で生産ラインの一時休止。そして、世界のトヨタはいすゞとの共同開発を中断、共同新工場は白紙状態となり、アメリカの新工場の操業開始を延期してetcetc。

   「(不況ニュースばかりで)景気の悪さを煽るようで、忸怩たる思いもするんですが……」と前置きしながら、司会のみのもんた。「大企業のこういう動きは、やっぱ(やむをえない)自己防衛なんですか?」

   「とくにトヨタが凄まじいスピードなんですよ」と、コメンテイターの与良正男・毎日新聞論説委員。世界のリーディングカンパニーはいまや自己防衛のお手本となってるらしい。「実際、どこの企業に聞いても、『あのトヨタがここまでやるんだから』という感じで、影響力が大きい」

   川戸恵子・TBSシニアコメンテーターも与良に追随し、さらに注文をつけ加えた。「トヨタが真っ先にやりだしたから、『オレのところもやっていいのか』というマインドになってる。そこらへん、リーディングカンパニーには、(影響力を)考えてほしい」

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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