<テレビウォッチ>きのう(12月15日)第2回WBCの代表候補選手34人が発表になった。イチロー(マリナーズ)、松坂(レッドソックス)ら現役大リーガー6人をはじめ、セ、パの覇者、巨人、西武の5人を軸にした布陣だが、やや物足りない顔ぶれ。
赤星(阪神)、里崎(ロッテ)、岡島(レッドソックス)など有力視された選手が漏れているのだ。ボイコットかと騒がれた中日勢も全く入っていない。
小倉智昭との電話インタビューに応じた福留(カブス)は、中日の選手が1人もいないことについて、「若干、さびしい」と答えていた。
発表会場で取材した田中大貴によると、原監督は「コンディション」という言葉を11回、使ったそうで、選考基準は「現在コンディショがいい選手」だったらしい。
原監督が各候補選手に送った手紙の中味を小倉に聞かれた福留は「やっぱり、これだけの思いをかけているんだというのが伝わってくる、力になるようにしっかりやらなければ、という内容」と話した。
1月22日に34人から28人に絞られ、2月15日に合宿入りし、3月の本番に備える予定。
第1回は、『王ジャパン』が苦戦しながら最終的にタナボタ優勝をかち得た。『サムライジャパン』は「連覇出来るんでしょうか」(小倉)が注目されるわけだが、竹田圭吾が「韓国もアメリカも前回とは違ってくる。あまり期待するのもどうか。でも期待しちゃう。微妙ですね」と言うように、容易ではなさそう。野球はオリンピック競技から外され、世界的に戦う場はWBCだけなので、いい試合を見せてほしいが……。