<テレビウォッチ>電動自転車が原付きを抜いた――。そんな産経新聞記事を目にして、司会のみのもんたも「ハハア」と感慨深げ。いわゆる原付き(排気量50cc以下の原動機付自転車)は右肩下がり傾向のところへ、ガソリン価格の高騰などが影響し、今年の出荷台数が激減。一方、電動アシスト自転車の出荷は年々伸ばして、今年は30万台超(の予測)。両者の出荷台数がはじめて逆転する見通しだ。
「電気とエンジンねえ」とひとしきり考えて、みのは疑問を口にした。「電動自転車なら免許もいらないのか。原付きは免許いるけど……」「でも、原付きとほぼ同じ感じだよね。電動自転車なら、(免許なくて)いいの?」
ところで、奇しくもこの日、アルコール界では、いわゆる第三のビールが発泡酒を抜いたことが伝えられた。この分野では、メーカーが酒税の隙間を狙って新たな商品を開発し、それが売上を伸ばすと、新たな酒税が迫ってくるという情け容赦のない鬼ごっこが続いている。
それからすると、近いうちに電動自転車にも課税され、(原付き)免許が必要とされる可能性はありそうだ。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト