お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が2008年12月9日のブログで、決勝進出が決まった「M-1グランプリ2008」への意気込みを語っている。
漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2008」(12月21日テレビ朝日系で放送)の決勝進出コンビはキングコング、笑い飯、ナイツ、モンスターエンジンら8組。さらに、敗者復活戦を勝ち抜いた1組を加えた計9組が漫才の頂点を目指す。
決勝進出者の発表があったときの西野は、「チビるぐらいビビッて」いたと胸の内を明かす。「心臓が何個あっても足りないような」心境だったんだとも。もっとも、そういう勝負の場に身を置いていたい、というのが西野の考えだ。「生きている」と思えるのだそうだ。
西野は「M-1グランプリ」に出場する理由をただ一言、「漫才師だから」と答える。そもそも安定を求めて、この世界に飛び込んできたわけではない。「レギュラー番組がたくさんあったら安定か?」とのすねた思いもある。
だが、決勝に進出できることには幸せを感じている。トータルテンボスの藤田憲右からは「優勝しろ」とのメールも入っているらしく、さらに力が入っているみたいだ。
「決勝では、夢半ばで敗れていった漫才師達が納得のいってくれる漫才を披露したい。去年に比べ今年は少し肩の力が抜けている。これがいい感じなのか、そうでないのかは結果が出てみないと分からない事なんだけれど、なんだか決勝戦を楽しめそうな気がボンヤリとするんだ」