裁判員に選ばれた! 「番組の顔」は辞退できる?

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   <テレビウォッチ> 来2009年5月の裁判員制度スタートに向けて、最初のステップが動き出した。まず先週金曜日(11月28日)くじで選ばれた全国の29万5027人に「候補に選ばれました」という通知書が送られた。選ばれる確率は有権者352人に1人。

誇りをもってやりたいと思えば

   制度の発足は周知だが、いざ自分がとなると反応もさまざまだろう。「国民の義務だ」「プロじゃないんで無理でしょう」とか、街の声も揺れる。

   最高裁は候補者専用のコールセンターを設けて問い合わせに備えているが、初日の土曜日早くも870件の問い合わせがあり、約4分の1が「辞退できる条件は?」だった。また、「名前を消して」というのも40件あったという。

   そこで、「スッキリ!」も、モデルケースを設定して、ああだこうだと……。「70歳以上」「学生」「重い病気やけが」という以外は、実のところケースバイケース。個別に聞くしかなさそう。

   スタジオはそれよりも、自分が選ばれたことを公言できるのかどうかが焦点になった。

   加藤浩次は「わかんないこといっぱいある」

   本村健太郎は、「裁判員に選ばれたことは公言してはいけない。ブログなんかでいってはいけない。が、匿名ならいいとか。家族はしょうがないと思いますよ。禁止できない」

   加藤は「それじゃぁ広がりますよね」

   弁護士の本村健太郎はとにかく「禁止されてます」の一点張り。「罰則はないんですが」

   加藤は、「コラッといわれるだけ」(笑い)

   勝谷誠彦は、「小さな集落で、あんな大きな封筒を郵便屋さんがもってくれば、あ、きたなとわかる。郵便ポストからもはみだすよ」

   また話がもどって、辞退できる条件。本村が、「株主総会の時の社長」「収穫時の農漁業者」などをあげたが、テリー伊藤が「番組の顔はどうなんですか」と聞いた。

   本村は「この番組における加藤さんの立場。いないと始まらないのか、最悪いなくても……」(笑い)

   「始まるでしょう」と加藤がむきになる。

   「だったら来て下さいとなる」(本村)

   「あ、そうですか。テリーさんなら?」(加藤)

   「テリーさんがいないとこの番組成り立たないですか、と」(本村)

   ここで勝谷。「加藤さん、テリーさんはいなくてはいけない。ぼくはいなくてもいい。多分裁判所はそういう判断をすると思う」

   加藤は口をとんがらして、「何か微妙。ボクがいなくても成立する日もある」

   勝谷は、「お前は、社会にとって必要ないといわれるようなもんですよ」

   やおらテリー。「通知が来たのを嫌がってるようにいうけど、誇りをもってやりたいと思えば、加藤さんだって休みたいというと思う。うっとうしいと思うのは違うんじゃないか」

   「いや、行ってみたいと思いますよ」(加藤)

   三船美佳が、「法律のことわかんないし自信がないんだけど」

   本村は「勉強の必要ありません。自由に一般的な判断でいいんです」

   勝谷がまた、「いっちゃいけないというのが疑問なんだよね」。わかるわかる。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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