「もしぇ」山形弁が炸裂! 番組「なまらナイト」がウケる訳

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公式サイトに「山形弁変換ツール」

   この番組は、ウェブサイトにも力を入れている。公式サイトには、番組のダイジェスト動画はもちろん、山形弁辞書「んだ辞苑」を設置。「ごめんください」→「かーうー」、「おんなのこ」→「へなこ」、「おもしろい」→「もしぇ」といった具合に、共通語を入力すると、山形弁に変換するユニークなツールだ。山形大学工学部の横山晶一教授が監修しており、登録語数は350。現在も増やしているという。

   ほかにも、視聴者から投稿された動画を紹介するコーナーなどがあり、単なる番組紹介の枠を超えたサイトになっている。また、番組キャスターが山形弁交じりで更新するブログ「なまらナイト通信」も、よく山形弁のコメントが付いており好評のようだ。

   「なまらナイト」が好評なことについて、司会を務めるNHK山形の柴田徹アナウンサーは、J-CASTテレビウォッチ編集部の取材に対し、局を通じてメールで回答を寄せた。

   柴田アナウンサーは「いがったいがった」(よかったよかった)としながらも、

「おらだふつーに会話しっただげなんだげんと何がおもしゃいんだべね」(我々普通に会話してるだけなんですけど何が面白いのかな)

とコメント。今後の放送予定に関しては、「すっかもすんねし、すねがもすんね」(やるかもしれないし、しないかもしれない)とのことだ。

   また、「全編方言」の番組が人気を呼んでいることについて、放送評論家の志賀信夫さんは

「放送というのは地域密着が大事ですから、このような番組が増えるのはいい傾向ですね。今後、地方局が番組を作っていく際には、『ローカルに徹する』というのも1つの答えになるのではと思います」

と話している。

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