京都・女子高生殺害事件 家宅捜索見送りと「隠し球」説

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   <テレビウォッチ>今年(2008年)の5月、京都府舞鶴市で高1女子高生が殺害された事件で、遺体発見現場近くに住む60歳男性の自宅を殺人、死体遺棄容疑でこれから家宅捜索するというニュース(その後弁護側の申し立てにより見送り)をスッキリ!!はトップで伝えた。

強硬な家宅捜索と言っても…

   それまでに阿部祐二リポーターらの独自取材でわかったところでは、この男性は、黒っぽい服装に黒い自転車が『トレードマーク』。たびたび近所を走っているので、周囲では有名な人物だという。そして、事件直前、被害者と一緒に監視カメラに映っていた人物の格好や自転車が、この男性に似てると警察は見てるらしいのだ。が、公開されたカメラ画像はそれほど鮮明ではない。そのほかの自供や物的証拠も明らかでないときては、番組としてもどう扱うべきか、判断しかねた様子。

   「強硬な家宅捜索と言ってもいいじゃないですか……」と、司会の加藤浩次も眉をひそめてスッキリ!!しない顔つきだ。ゲストの元警視庁捜査1課長・田宮栄一は「(警察には)何かあるのでは」と隠し球の存在を匂わせる。「たとえば、この男性が以前窃盗容疑で逮捕されたときに、携帯電話を調べて、その交信記録から被害者との接点が(事件直前などに)あったことがわかれば、容疑は強くなる。そういうものを持ってるかもしれないですね」。ただし、その話しぶりはどことなく歯切れが悪かった。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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