<テレビウォッチ>大関に昇進した安馬あらため日馬富士(はるまふじ、24)が、ナマ中継で喜びを語った。幕内最軽量の129キロながら、今場所では12日目に横綱白鵬を破り、千秋楽での優勝決定戦では敗れたものの、3場所35勝10敗の堂々たる成績だった。
みのもんた「昨夜は眠れましたか?」
大関「お酒のんだので」
みの「お酒すきですか?」
大関「大好きです」
みの「わたしとおなじですねぇ(笑い)。しこ名を変えたのは?」
大関「親方(伊勢ヶ濱親方・元横綱旭富士)が変えました。大関にふさわしい名前にと」
みの「優勝決定戦はどうでした?」
大関「初めての経験でした。勝ち負けより自分の相撲がとれたから、いい経験になりました」
みの「あの大一番で見直されましたよ」
大関「ありがとうございます。(首が横綱の脇の下に入って)息ができなくて、手をついたら恰好が悪いし……」(笑い)
ここで、相撲ジャーナリストの杉山邦博が割って入った。
杉山「この前、私をみつけて『よろしく』といってくれた。あれは嬉しかった」と感激。さらに「15日間ひとつも逃げなかった。これを誉めたい」とテンションがあがる。
みのが、「杉山さん、血圧があがってます」(笑い)
杉山「12日は立ち会いがすばらしい。しかも最後、足を払ってる。あれはなかなかできない」。続いて優勝決定戦の映像を「実況風」になぞって、「首が脇の下に入って、アマだと止めに入るところですが、首は大丈夫だった?」。むろん、大丈夫だ。
みの「横綱(白鵬)はどうですか?」
大関「横綱は、すごいです」
みの「朝青龍はどうですか?」
大関「すごい存在です」
大関はまた、絵が大好きで玄人はだしの腕だと、スタジオで2点を披露した。1点は2頭の馬が夕陽に向かっている絵柄。もう1点は風景画で、みのが「これは湖ですか?」「はい、想像で描きます」
みの「何百万円という値段で売れるそうですよ」
大関「……」。スタジオも一瞬沈黙のあと、笑いが。
みの「モンゴルにガールフレンドはいますか?」
大関「いないです」
みのはしつこく「日本には?」。一瞬あってから、「いないです」
「いるよ、これは」に大笑い。
大関になると、給料も234万7000円(関脇は169万3000円)。旅行もファーストクラスで、国技館に駐車もできるようになる。
みの「車はどうします?」
大関「ごっつぁんです」(爆笑)
みの「何がいいの?」
大関「レクサスです」
みの「え? トヨタですね。奥田さんて友だちなんですよ……うそうそ」「いちどお祝いやりましょう。ごっつぁんのTBSといってね……」(笑い)
モンゴル力士で3人目の大関。日本力士、がんばれ。