<テレビウォッチ> 「アメリカの社長さんてのはすごい給料もらってんだね」とみのもんた。
「そうなんですよ。給料だけじゃなくて生活ぶりが」と竹内香苗が応ずる。
米政府は金融機関などに、7000億ドルの公的資金投入を決定したが、先の米上下院の公聴会で、自動車ビッグ3のトップがやられたように、あらためて経営者と庶民感覚との格差のすごさが認識され非難ごうごう。東京新聞が、これをまとめている。
公的支援を申請した主な米企業トップの報酬
ゴールドマン・サックス…5396万ドル
メリルリンチ…8309万ドル
ファニーメイ…1336万ドル
AIG…1393万ドル
シティーグループ…316万ドル
ゼネラルモーターズ(GM)…1574万ドル
ちなみに米大統領は40万ドルである。
これにはさすがに、「支援を受けた企業のトップの報酬に制限を設ける」などの動きが出ているという。
みのは、「常識的にそうだよ。会社がもうかってるんならいいけど、給料カットだのリストラやろうというときに、トップの収入が2桁、3桁違うんじゃない?」。
与良正男も、「ビッグ3のトップが公聴会に専用機で乗り付けてるんだから」。
この問題では、月曜日の「めくり斬り」でGMを斬っていた。
デトロイトとワシントンの距離は、だいたい東京-広島くらい。これを専用機で往復すると、約2万ドル。普通の民間航空便だと、ファーストクラスでも約1700ドルだと。
で、GMのリチャード・ワゴナー会長の年間報酬が、上記のように15億円以上では、「そりゃあいわれますよ」とみの。「KYは、空気が読めない」。では「GMは?」
「現場が見えなーい」と落としていた。
ちなみにGMの負債総額は、19兆円なのだそうだ。
あまりに数字が大きすぎて、全然実感がわかない。