勝谷、札を机に叩きつけた! 「子どもとケータイ」に何が

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   <テレビウォッチ>発売が待ち遠しい泰葉の新曲「噴火を止めて」を前に、番組ではひさしく休火山状態だったコメンテイターが大噴火した。

で、勝谷さん自身は?

   「小中学生のケータイ 必要? 不必要?」。新潟・妙高市では教育委員会が小中学生にケータイを持たせない提言を出すとか出さないとか――を受け、スタジオでは出演者それぞれが「必要」「不必要」の札を挙げる段取り。ところが、コラムニストの勝谷誠彦だけは「こんな論議自体がバカバカしくてやってられないね」といきなり札を机に叩きつける。

   「あー、(おじいちゃん)怒っちゃった」。隣の席の三船美佳が笑いで取りなそうとするが、あるいはそれが逆に火を注いだのか、勝谷は激高してまくしたてた。ケータイを持たせるかどうかなど、家のリテラシー、ガバナンス、教育、しつけの問題である。行政、国が介入するなどもってのほかだ!

   「妙高市とかどうでもいいんだけど、勝谷さん自身はどう思ってんの」。さすがのテリー伊藤も苦笑しながら、おそるおそる尋ねると――「だから論議が必要ないって言ってんじゃないか!」。バンと両手で机を叩く×2回。「こんなとこでバイアスかけた結果を出したら、それに影響されるお母さんだっているかもしれない」

   そう言って番組企画を否定した元マスメディアンで現テレビコメンテイターは、顔を出来の悪い彫像のように強張らせ、ときに引きつらせ、腕組みをしたまま黙り込んだ。今度は動かざること山のごとし。ようやく噴火はおさまったが、よい子の皆さんが影響されてほしくない態度ではあった。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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