「砂風呂遊び」 レポーターも体験してみた

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   <テレビウォッチ>「中学生になれば分かりそうなものですがね~」(小倉キャスター)と、砂風呂遊びで中学男子(13)が意識不明の重体に陥った事故を取り上げた。

小倉:後遺症が心配

   事故が起きたのは、宇都宮市立の小学校砂場。一昨日(11月8日)夕方、近くの市立城山中学校2年生6人(弓道部所属)が砂場に掘った深さ70センチの穴に、服を着たままの生徒を埋める「砂風呂遊び」をしていた。

   6人のうち4人が穴の中に座り、2人が上から砂をかける役目だった。穴にいた4人のうち3人は自力で脱出し砂をかける役に回り、最後に残った1人が首まで埋まった段階で、体調が急変した。

   すぐに引っ張り出し、救急車で搬送されたが、ほとんど呼吸ができない状態で、現在も意識不明の重体という。

   城山中学の富田友子校長は「いじめを目的として砂に埋めて、精神的に痛手を負わそうと意図的に仕組んだということではないと思う。この遊びのことは把握していなかった」と。

   単なる砂風呂遊びだったというのだが、他の生徒の話では以前から行われていたという。

   そこで、リポーターの岸本哲也が深さ70センチの砂の穴に入り、砂風呂遊びがどんなに危険かを検証した。

   砂を膝までかけると足の甲が引っ掛かり大人でも抜けない。穴の中に座ると顔がでるのがやっとという。

   専門家の医師によると、砂は口内に入ると分泌物と混ざり、粘着質になって固まりやすくなる。また、砂に埋まると胸部が圧迫され呼吸ができなくなり、窒息しやすく危険という。

   小倉は「13歳の少年は苦しかったと思う。意識が回復しても後遺症が心配ですよ」と。

   しかし、タレントのピーコは「遊びって面白いからやるのに、これは何が面白いのだろう。砂を噛む思いと言うぐらい、すごく気分が悪くなる。また中学生ぐらいだと砂の重さぐらいわかるもの。考えられない」と疑問を。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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