曙が朝青龍に「言いたいこと」

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   <テレビウォッチ>朝青龍が3場所連続休場となって、武蔵川理事長も、空席が目立つ九州場所初日の協会挨拶で「遺憾の意」を表明せざるを得なかった。「初場所は正念場」と、師匠の高砂親方も言ってはいるのだが、ここへきて初場所休場も報じられている。

いま言いたいことは?

   そこで番組は、64代横綱で引退後、格闘家に転じた曙をスタジオゲストに招いた。彼が1998年から99年にかけて3場所連続休場しながら復活した経験を持っているからであろう。連続休場明け初日の相撲は「新横綱の場所以上に緊張した」と曙は話す。このときの成績は11勝4敗。以後、2回の優勝を記録、2000年九州場所、14勝1敗で11回目の優勝を飾った翌年の初場所に引退した。

   「優勝して自分の子どもを抱いて写真を撮りたい、21世紀まで相撲をとりたい、2桁回数の優勝をしたい」という3つの夢がカムバックを目指す力になった、と曙は言い、引退前最後の2場所は「新弟子のときのように楽しかった。場所の雰囲気を初めて味わえた」と明かす。横綱でいつづけるプレッシャーから解放されたということらしい。

   赤江珠緒に「いま朝青龍関に言いたいことは?」と尋ねられた曙は「やるんであればマスコミを集めて必死に稽古しているところを堂々と見せればいい」と述べた。横綱らしく振る舞え、ということのようだ。番組によれば、大鵬、輪島、2人の名横綱もスランプに陥った後、復活優勝を遂げている。稀代のヒール横綱・朝青龍は果たして?

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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