<テレビウォッチ>きのう(10月19日)、麻生首相が新宿のスーパーを訪れて、売場を見て回って庶民感覚をアピール一方、民主党の小沢代表は、原宿でインターネットの生番組に出演して、若者に向けて、政治の役割などを語った。
「朝ズバッ!」は、同じニュースを何度も繰り返すつくりで、その都度少しづつアクセントをずらしてたりするのだが、この朝はみのもんたの「麻生びいき」がますますあからさまに。
早い時間で、小沢代表が上原さくらの質問に、「民主党政権になったら日本は変わりますか」「相当かわる」と。さらに「自分の1票で政治を作る意識が必要」と、選挙での投票を呼びかけた、というナレーション。
これにみのは仏頂面で、「選挙向けのパフォーマンス。麻生さん、解散しませんよ、とガツーンといってやればいい。支持率が下がっているときは選挙はしませんと。麻生さんだって、やっと手に入れた総理大臣でしょ。ボクだったら絶対やめないけどね」。
かと思うと、麻生首相が、新宿のスーパーで400円のカステラとマドレーヌ系1000円を買って、庶民派をアピールしたという日刊スポーツの記事。「主婦からは『お坊ちゃん育ちの麻生さんに、庶民の暮らしはわからない』と厳しい指摘も」というくだりに苦笑い。
「麻生さんだと、何やってもこう言われちゃうだろうね」
杉尾秀哉が、「内閣支持率が共同通信調査で6ポイント、毎日だと9ポイント下がってる。(このパフォーマンスも)解散総選挙をにらんでのことですが、決断できるかどうか。いずれにしても今月中ですよ」
「でないと、11月30日にできなくなる。無理してやることないと思うけどねぇ」に、みんなも苦笑い。
また、「道府県の不正経理」のニュースを読んでいた蓮見孝之アナに、「どう思う?」と聞いたりして困らせていたが、これだけはっきり言ってるんだったら、もっと思い切った方がいいかもしれない。
「12道府県で不正経理が5億4000万円」に続いて、「なに考えてんだ、バカヤロー」。続けて「会計検査院が調べたところでは……」とやれば、視聴率アップは間違いなし。ワッと寄せられる苦情にはすべて、「それは、みのもんたさんが……」。バラエティーならできる?