中国からの食品輸入やめ「他国から」 検討すべきでは?

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   <テレビウォッチ>中国製冷凍インゲンを食べた主婦(56)=東京・八王子市在住=が一時、呼吸困難に陥るなど体調不良を訴え、基準値の3万4500倍の農薬ジクロルボスが検出された問題を取り上げた。

小倉:やってないと言いそう

   人為的な混入としか考えられない、はるかに残留農薬レベルを超えた量にスタジオでは「中国はあまりにも多発しすぎ、他国に拠点を移すとか考えるべきだ」との声も……

   この冷凍インゲンは、ニチレイフーズが輸入した「いんげん」約5万袋(1袋250グラム)のうち、イトーヨーカドー(八王子市)南大沢店で販売されたもの。

   ニチレイフーズによると、昨(2007)年8月、黒竜江省の北緑食品の畑で収穫、ゆでた後凍結され、約1年間保管。山東省の煙台北海食品が今年7月に包装し出荷された。この間3回に渡り残留農薬検査を行い、検疫も受けている。

   煙台北海食品の藍明徳社長は「農場や工場では一切ジクロルボスは使用していない」と述べているのだが、警視庁やニチレイフーズの調べでは、主婦が購入した袋には第3者によって混入されたような穴は見当たらなかったという。

   農薬の中で最も毒性が強いというジクロルボスは日本でも流通しているというが、となると一体どの段階でどのようにして混入したのか?? 当然、粉ミルク事件など多発している中国段階で、との疑念が出てくる。

   で、キャスターの小倉も「収穫から製品化されるまで1年間もある。その間、何かがやられたとしても遡ってどうやって調べるのか。難しい。今回、中国政府はどういうことを言ってくるか。また、調査したが当方はやっていないと言いそうですね」と。

   今年1月の冷凍ギョーザ事件は、依然として未解決。結局、中国製食材で作った食品は食べないに越したことはない。これで、回復しつつあったという冷凍食品にまたダメージが……。

   ノンフィクション作家の岩上安身が次のような厳しい意見を……

   「この事件の陰で、茨城でも中国製食品(「お徳用 つぶあん」)を食べた人が体調不良を訴えた。中国はあまりにも多発しすぎます。社会不安が背景にあるのでしょうが……」

   「いくら労働力が安く、安価に作れるからといって、(中国で)作り続けるのはいかがなものか。他国へ拠点を移すなど考えるべきだ」

   この冷凍インゲンは、イトーヨーカドー南大沢店では1袋248円を124円で特売。安いからと買っていった人が相当いたようだ。諸物価高騰のさなか、安いのは助かるのだが毒入りでは!!

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