「振り込め詐欺防止」孫の出番だ! お年寄りを「教育」して

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   <テレビウォッチ>2か月に1度、年金が振り込まれる今日10月15日は『振り込め詐欺』が発生しやすい日。『とくダネ!』では、笠井アナが「高齢者にとって15日は『最も危険な日』です」と取り上げた。

最も危険な日です

   警察庁によると、今(2008)年1月から8月末までの『振り込め詐欺』の被害額は、前年同時期に比べ43%増の213億9626万3743円と急増しているという。

   これだけ社会問題化しているのに、なぜ被害が減らずに増加していのか、手口が巧妙化していることもあるのだろうが、不思議でならない。

   番組では、おばあさんの街、東京・巣鴨で、おばあさんにインタビューした。すると、「近所の人が、『息子』から『500万円振り込んで欲しい』と言われ振り込んだら、息子は『そんなことはない』と……」といった類の体験談があちこちで……

   なぜ振り込んだ後で息子に確認するのか、順序が逆ではないか、と考えるのだが、そこは巧みに急がせ、誘導するのだろう。では金融機関の対応に問題はないのだろうか。

   番組は巣鴨信用金庫を取材したが、ここでは職員のいない無人ATMは振込機能を使えないようにしている。ここは無人ATMの数が少ないから対応できるのだろう。数が多いメガバンクとなると……

   集中警戒日とあって今朝は、全国5万6000人の警察官が金融機関のATMに張り付き、警戒にあたっているのだが……この費用もばかにならないはず。

   なかなか名案がなさそうだが、各家庭で子供や孫が、お祖母ちゃんやお祖父ちゃんに、何かあった時はまず確認を取るよう日ごろから話し合うことも予防につながると思うのだが……

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト