「プロより卒業」柔道石井 「周囲」に負けるな!

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   <テレビウォッチ>昨日(10月7日)の番組で大いに取り上げられた北京五輪金メダリスト柔道選手の総合格闘技転向騒動。放送直後に行われた記者会見で、プロ転向宣言かと思いきや――。

頭を冷やして…

   冴えない表情の石井慧選手は、煮え切らない発言に終始。「柔道家らしくない」トレードマークのビッグマウスも封印して、ただただかしこまっていた。

   番組司会の加藤浩次などは、石井の「問題発言」を、受け狙いやボケ的なユーモアと捉え、「おもしろいキャラクター」と評価してきた。まあ、映像の有無でだいぶん発言の印象が違うことは確かだ。「周りに批判されて『もう言わない』ってなってほしくない」と加藤。

   さて、番組が関係者などから得た情報を総合すると、騒動の「真相」はこのようなことだ。もともと総合格闘技に強い関心を持つ石井に対して、プロ側からも具体的なオファーがあった。「柔道界の古い体質を壊す」ため、さしあたり、石井は柔道と総合格闘技を両立する方法を模索していたという。ところが、周囲の反響(反対)のあまりの大きさに驚いて、首を引っ込めた――。

   「(プロ転向は)頭を冷やして、冷静に判断した方がいいね」とテリー。文章だけだとキツイ言い方にも取れるが、映像的には好々爺然とした笑顔でアドバイスを送っていた。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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