<テレビウォッチ> 福岡市西区の小戸公園で起きた小1殺害事件を、阿部祐二リポーター探偵があらためて取材した。
殺人と死体遺棄の疑いで逮捕された母は、「病気のお母さんなんかいらない」と息子になじられ、衝動的に首を絞めたなどと供述。しかし、逮捕後に判明した一連の新事実から、保険金目的の計画殺人の疑いが浮上している。
凶器は、水槽エアポンプ用のホース。容疑者の説明では、自殺するために持ち歩いていたというのだが、長さ50センチと短く、自分の首を絞めるには向かない。また、犯行後、十数分の短時間で隠蔽工作を行っている点も計画性を疑わせる。さらに、病院で息子の死を知った直後に保険会社に連絡をしたという。被害者には、千数百万円の保険がかけられていた。
「6歳の被害者は17~18キロ。亡くなって、ぐったりとしてますよ」と、テリー伊藤。続けて、なぜか犬の話に飛んだ。「犬飼ってる方はわかると思うんですが、死んだ犬を持つと大変ですよ」
つまり、(犬でも人間でも)死体は重い。足腰の悪い容疑者が迅速に動かせるのか、という趣旨である。「共犯者がいる可能性もあるということですね」と加藤浩次が引き取った。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト