東国原知事の「県民の意向」発言 テリー「ものすごく不愉快」

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   <テレビウォッチ>衆院選への出馬が取りざたされている東国原英夫・宮崎県知事の言動に、スタジオから怒りの声が噴出した。メインコメンテイターのテリー伊藤は、口角泡を飛ばして、まくしたてる。「東さんの最近のコメント聞いてると、『県民に聞く』と言うでしょう。これはずるい言い方ですよ。ものすごく不愉快」

   テリーの考えでは、政治家たるもの、自分の意思、つまりテリー用語でいう「強い思い」をまず明らかにして、有権者の審判を受けるべきだ。しかるに東国原は本心を隠して、「県民」の様子を伺い、盾にし、利用している――。

   コラムニストの勝谷誠彦も激高し、拳で机を叩く。「いまは、自分を高く売ろうと(交渉)してるのかもしれません。次の選挙で自民党がどうなるか、そのへんも見極めてるわけ。これって、東国原さんが排除しようとした談合じゃないですか!」

   総選挙の日取りも不明ななか、自民党宮崎県連は早くも候補者を公募。10月15日に締め切り、18日に決定する運びなのだとか。とすれば、東国原も近々に態度を決めなければならない。だが、「(自分では手を挙げないまま)自民党の推薦という形で、この公募に参加するのではないかと見られてる」(日本テレビ報道局政治部記者・青山和弘)そうで、「それもやらしい」(テリー)、「ある種、八百長だよね」(勝谷)と非難ごうごう。

   「東さんはまだ(出馬を)決めた訳じゃないから。全然決めてないですから」。孤軍奮闘、沈静化を図るのは司会の加藤浩次だが、もちろん火の手は下がらない。「かりに知事を続けたとしても、こういう振る舞いをしたってことを県民は忘れないですね」。厳しい表情の勝谷が宮崎県民を代表して宣告した。

文   ボンド柳生
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