<テレビウォッチ> 番組の大竹真レポーターが連日、執拗に元露鵬、白露山の「大麻疑惑」を追いかけている。
2力士の塩谷安男弁護士が相撲協会に提出した質問状の回答予定日だった昨日(9月18日)も、弁護士を取材。協会からの回答はなかったこと、自らが主張する「陽性反応は副流煙」説の根拠が崩れたため、今後は、検査手続きが公正でなかったにも拘わらず解雇処分は重すぎるとして、「解雇の取り消し」を裁判上の主戦場とする方針であることを聞きだした。
加藤浩次が「塩谷さんの言っていることのニュアンスが変わってきている」と口をきると、テリー伊藤が「検査の段どりが悪いという1点で」と受ける。八代英輝は「検体のとり違いがなかったという前提でお話します」と弁護士らしく慎重な言い回しで「2力士以外の人の検査に関わる件で解雇権の乱用をいうためには高いハードルが求められる。主張のポイントが弱すぎる。裁判になっても長期化はしないと思う」と話す。
テリーは踏み込んで、「2人は決して口にしないけど、本当はほかにも(大麻を)吸っているのに、何でオレたちだけ? という思いでいるのかもしれない……相撲協会と勝負することになればマスコミに言って行く可能性もある。そうなったら、協会は全部をさらけ出して、そこからスタートする方がいい」とコメント。
番組によると、協会はあさって(日曜日)、「大麻疑惑」についての会見を開き、そこで質問状への回答も明らかにする予定だという。新理事長の改革姿勢が問われる場になる。
文
アレマ