大麻陽性は「理事長の陰謀」発言 弁護士の見解は…

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   <テレビウォッチ>番組がこの日(9月17日)最も力を入れたのが元露鵬、白露山の大麻騒動。40分以上を費やした。ニュースワイドがこれだけの時間をかけることはめったにない。というのもスタジオに元露鵬、白露山の代理人である弁護士を招いて、「徹底検証」を仕掛けたからである。

ロシアに帰ったときの…

   この弁護士、連日、あちこちのワイドに引っ張りだされてまさに孤軍奮闘の感じ。今日も四面楚歌での抗戦という形。スタジオ陣ではテリー伊藤がとりわけ戦闘的で、昨日、2力士がロシア大使館に赴いた際、白の大型ベンツに乗って行ったことについて、「日本でいい待遇を受けていることを示して、ロシアに帰ったときのカッコウづけにしたかったのでは」と言及。

   これに対して弁護士は、「2人が大きいから大型車を借りただけ。そういう決めつけ方は問題」と反論した。「決めつけ」は今回の争いにおける弁護士のキーワードらしく、「相撲協会は、陽性反応が出たのは主流煙のためと決つけている」「15ナノグラムが基準値と決めつける根拠を示してほしい」といった具合。

   テリーが、6月のロス巡業で吸った副流煙が3か月後の検査で陽性反応になるのはおかしい、と質すと、可能性がないわけでない、そうした見解の論文もある、と応じた。という具合で、ずーっと平行線。ただ、元露鵬がテレビの電話インタビューで「武蔵川親方(現理事長)の陰謀」と言った点について弁護士は、「露鵬に聞いたら、アタマに来て言ってしまった、と話していた」と、『陰謀説』を明確に否定した。最後に加藤浩次が「何か協会に言いたいことは」と水を向けると、「解雇処分は早過ぎる。考えなおしてほしい」とした。タフネゴ・タイプで協会側も手を焼くのではないか。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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