盗撮で同僚教師の「泥棒」発覚  ビデオ設置は「人権無視」か

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   <テレビウォッチ>トピックを並べた「テンポアップ」のコーナーで、きょうは紙芝居。加藤泰平アナが、「ある小学校の教室で」と語り始めた。

   教師のカバンから現金が盗まれる事件があり、犯人が逮捕されたのだが、これが同僚の教師だった。ただ、どうして逮捕に至ったかというと、被害にあった教師が設置したビデオカメラだった。この教師は3日前にも現金を盗られていたため、教室内にセットしたのだと。

   ところが、父兄がこれに反発した。「学童を疑っていたのか」というわけだ。結局学校は、「配慮に欠けていた」と謝罪したというところで、紙芝居は終わり。

   高校教師だった山本博は、「本人1人の判断で設置したのは軽率だった。他の教師にも伝えるべきだった」という。しかし、そうしていたら、犯人は捕まってないだろう。

   元文部省の寺脇研も、「これ盗撮でしょ。自分1人で解決しようとしたのがいけない。本来なら、警察に届けたりして社会の中で解決すべきものだ」という。

   でも、寺脇先生、それをやったら、学校の名前がどうのこうのと、校長以下が大騒ぎになりますね。やめとけとなるのが落ち。そして犯人は捕まらない。

   加藤アナは、「なにか別の方法があったのではないか。いささか配慮に欠けていた」と結んだが、別の方法なんてあるわけがないだろうに。

   父兄が問題にしているのは、学童だ。だったら、学童にだけ知らせておくか。そんなバカなことできるわけがない。逆もまたしかり。盗撮以外に方法なんかあるものか。

文   ヤンヤン
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