<テレビウォッチ>台湾で大きな被害をもたらした台風13号が沖縄・九州に接近しているとの報を受けて、番組のお天気キャスター、天達武史が9月15日夜、沖縄は那覇に入った。
番組キャスターの小倉智昭もかつて経験したというテレビ名物の中継――壊れやすいカサを持ちながら、強い風雨にさらされてよろめく――にはじめてチャレンジするためである。「意外と(はじめてなんですね)」と佐々木恭子アナもどうなるか興味津々。
しかし、この気象予報士、どうも台風の行動を読み違えてしまった。台風は速度が遅く、勢力は弱まっており、沖縄到着は17日ごろになる予定だという。今朝(16日)、そよ風が吹き、薄日のもれる那覇市内にて、天達は長々と台風予報を喋り続けた。はじめての晴れ舞台は散々な結果に終わった。そして、すごすごと引き下がり、今日東京に引き上げてくるという。
それを聞いてオグラは「帰ってきたら意味がないよね」とご立腹であった。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト