<テレビウォッチ>救急車で病院に運ばれた留守の家に忍び込んだ男を捕まえたら、119番通報で救急車を呼んだ消防署の消防士だったという呆れた事件。「トンデモね~やつがいます」と司会のみのが吠えた。
住居侵入で逮捕されたのは兵庫県・西宮市消防局の消防士長、中本伊織容疑者(34)。
中本容疑者は一昨日(9月14日)9時半ごろ、西宮市内のマンション1階にベランダから侵入、窓ガラスを破って侵入しようとしたところを隣家の主婦に目撃され、取り押さえられた。
侵入された家の主婦の話では、7時50分ごろこの家の主人が動けなくなり119番通報。救急車で病院に搬送し留守にしていたという。
実は、中本容疑者は119番通報を受けた時刻に、市内全域の119番通報を受け付ける通信司令室で勤務しており、被害者宅からの119番通報も知っていたらしい。9時に仕事を終えた後、バイクでマンションに行き、犯行に及んだとみられる。
西宮市内では最近、119番通報により救急車が出動し、患者を病院に搬送した後の留守宅に、空き巣が入る事件が数件起きている。警察ではこれらの事件との関連についても中本容疑者を追及している。
それにしても市民の安全を守る消防士が、119番通報を悪用し空き巣とは……。みのが「モラルの欠落もここまで来たということですよ……」と嘆いた。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト