米大統領選をかき回す「豚」

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   <テレビウォッチ> このごろとくダネ!では、自民党総裁選と米国大統領選が放送時間をめぐってはげしく争っている。本日(9月12日)は、(米国の)民主党・オバマ候補の「豚に口紅」発言を、笠井信輔アナが得もりボード解説で丁寧に取り上げた。

逆転されはじめている

   対立する共和党のマケイン候補が副大統領候補にサラ・ペイリンを選んで以来、人気急上昇。オバマは「世論調査でも逆転されはじめている」(笠井)状況である。

   そんななか飛び出した「豚に口紅」。日本語にすれば「豚に真珠」的な意味合いで、一見するとペイリンを豚に見立てた中傷のようだ。しかし、笠井が当の演説を詳しく調べて真意を確かめたところ、それは誤解なんである。「豚」とはマケインの経済政策を指していたのであり、ペイリンが「口紅」。つまりオバマはマケインを中傷したのだった。

   諸星裕・桜美林大学大学院教授は自信ありげに、にやつきながら「(民主党大会が先にあり)いまは共和党大会が終わったばかり。ペイリン人気で支持率が上がってますが、これからどんどんボロがでてきますよ」と予測。今後の放送時間拡大が期待できそうだ。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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