「裁判やる」元若ノ鵬 狙いは相撲?それとも…

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   <テレビウォッチ> 開き直ったのは、大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕され、処分保留で釈放された元若ノ鵬だ。釈放後、なぜか謝罪行脚を連日続け、最後は開き直り、不当解雇で「裁判やります」と。

あり得ない

   『朝ズバッ!』がその真意??をさぐった。

   元若ノ鵬が開き直ったのは、昨日(9月11日)夕、弁護士を伴って行った記者会見。そこで元若ノ鵬は「私はどうしても相撲取りたいです。相撲に戻るために裁判やります」と。

   さらに「日本の警察は許した。日本相撲協会も許してくれていいのではないですか。休場ぐらいならわかるが、クビとは厳しい」と開き直った。

   で、隣の宮田眞弁護士が「訴訟」の内容を説明した。「解雇の効力は無効であり、いまだ力士たる地位を有する確認を求める内容です」という。

   元NHKアナウンサーの杉山邦博は「孤立無援、針のムシロの中で土俵に立てると思うんですかね~。感覚がズレてるとしか言いようがない。うがった見方をすれば謝罪行脚は、訴訟を前提に情状酌量を期待する事前運動だったとさえ思う。協会は、堂々と受けて立つべきだ100%負けることはない」と、元若ノ鵬を斬り捨てた。

   スタジオに生出演した大澤孝征弁護士も「彼は、刑事事件としてはどうやら不起訴処分になりそう。つまり社会的処罰を受けないのだから協会の処分は厳しすぎるという訳でしょう。しかし協会が処分を撤回することはあり得ない」と。

   大澤弁護士は元検事だけに「犯罪者」の心理分析はなれたもの。 さらに、次のように分析した。

   「(彼の)もう一つの狙いは、解雇されたために在留資格がなくなる。薬物関係は厳しいのでロシアに帰ったら2度と日本には入れない。そこで、協会 は裁量の範囲を逸脱していると訴えることで、在留資格を延ばしに延ばそうとしているのだろう」

   まるで子供が駄々をこねているような、思い切りの悪い元若ノ鵬だが、そういえば国際非難の中でグルジアに侵攻し、黒を白と言いはり居座り続けるロシア軍と似た部分が……

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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