<テレビウォッチ>大阪市の米粉加工会社「三笠フーズ」がメタミドホス等の『毒入り』米をばらまいていた問題では、汚染被害広がる一方だ。酒から菓子まで、とどまる所を知らない。司会の小倉智昭はあの冷凍ギョーザ事件との類似点を指摘した。
「日本から返品された冷凍ギョーザが中国の市場に出て、中毒症状が出た人がいた。日本人はあざ笑ったわけですよ。中国、そんなにヒドいのって」
「そんなに甘いのか、っていうのはありましたよね」と納得の佐々木恭子アナ。
「(ギョーザと)似たようなものが混入していた。それが中国と同じように堂々と流通してたわけですからね」。「堂々と」に力を込めて、怒りを露わにする小倉。一説によれば、『毒入り』ギョーザは市場に流通したのではなく、工場関係者が私的に横流ししたそうだが。
「人体には影響のない範囲だと思われる」(農水省)ことが今回の救いではある。とはいえ、番組が取材した専門家の話では、子供や病気の人などには、到底安全だとは言い切れないそうだ。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト