教科書は当てにならない 「勉強しないでよかった」

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   <テレビウォッチ>昔習ったことは当てにならない、教科書の記述は結構変わっている、と番組の特捜エクスプレスコーナー。なかでも昔の有名人肖像画には問題が多く、続々と教科書から姿を消してるそうだ。

よかった

   有名なものに、高野山成慶院所蔵の武田信玄像がある。禿頭に口ひげの有名な肖像だが、刀の家紋が武田菱ではないなどの理由で、別人説が有力である。

   そこで「関係者にお話を聞いてきました」とリポーターの立川談笑。信玄から数えて16代目の子孫を、東京・世田谷区に住む武田家当主の自宅を直撃である。なんでも、このお宅にも、成慶院肖像画を模写した掛け軸が代々信玄公像として伝わっているそうだ。

   「(成慶院画は)昔から信玄公の像だと教育されてきたので、(もし違うとなれば)武田家には大変な話になるでしょう」と当主も困惑気味。

   では、なんで不確かな肖像画が教科書に載っているのか。所蔵する人や寺社の伝承を鵜呑みにし、学問的な裏付けのないまま掲載していたという。権威の象徴であるはずの教科書も、テレビのワイドショーや某タブロイドニュースなみに「間違いだらけ」だった。「(学生時代に)勉強しないでよかった」と司会の小倉智昭も一安心である。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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