<テレビウォッチ>米大統領選で共和党の副大統領候補、サラ・ペイリン・アラスカ州知事にさまざまな疑惑が噴出。番組的にもっとも注目なのは長女の妊娠問題だ。
「そもそも、この4月に産まれた5人目のお子さんが、本当は娘さんの子供じゃないか、とネットでの報道がありました」と笠井信輔アナ。4人目から歳が離れた子供だったため、無責任な憶測が飛び交ったようだ。
するとペイリンは確実な証拠を持ち出して噂を論破した。「違います、と。なぜなら、私の娘はいま妊娠中だからです、と反論したんです」
噂は、結果的には当たらずしも遠からじ。17歳の高校生が未婚で妊娠(出産)となると、「家族の価値など、共和党の伝統的理想を語るなら、問題がある」(インタビュイーのアメリカ国民)
共和党的には、娘が相手の男と結婚予定であることを強調。ペイリン一家の広報用写真に婚約者を入れるなどして、幸せ家族(予定)の結束ぶりを見せていく方針だという。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト