終戦記念日「1面」扱い この新聞だけ

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   <テレビウォッチ>『朝ズバッ!』の「1面ざっと見」で柴田アナが、東京新聞の『きょう終戦記念日 63回目』の見出しを指しながら「新聞で1面に載せているのは、残念ながら東京新聞だけですね~」とつぶやいた。

   一方、2年前の小泉首相のときに、国内外で摩擦を生んだ靖国参拝問題。

   番組では、毎日新聞が総合面で報じた『首相参拝路線も困難に』にも触れ、柴田アナが「2年前には、首相の靖国参拝問題のほかに、合祀か分祀かの論議もありましたが、今年は沈静化していますね~」。

   毎日新聞の記事は、「福田首相が就任時から不参拝を表明、『ポスト福田』を目指す麻生自民党幹事長も不参拝の意向で、2年前の靖国参拝騒動から一変、沈静化している」というもの。

   これにコメンテーターの浅野史郎・前宮城県知事は「靖国問題は別にして、きょうが終戦記念日ということが意外と自覚されていない。この日の思いというものを、日本人は忘れてならない」と述べ、戦後の日本の「原点」が忘れ去られようとしていることに警鐘を鳴らした。

   政治問題化した首相・閣僚の靖国神社公式参のなかで、年を追うごとに風化してきた終戦記念日。浅野前知事が語るように、この未曽有の大事件を自覚し直す必要が……

文   モンブラン
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