2008年8月18日午前0時55分から放送される「NNNドキュメント'08」(日本テレビ系)は、「証言 集団自決 語り継ぐ沖縄戦」と題し、沖縄戦体験者たちの証言を紹介する。太平洋戦争末期、米軍の沖縄上陸作戦が進む中、渡嘉敷島などで住民多数が手榴弾を使うなどし「自決」したとされる。
「集団自決」を巡っては07年春以降、高校の教科書検定の場で、「旧日本軍の強制」の有無などについて議論が続いている。また裁判の場では、08年3月に「軍の深い関与」を認定した大阪地裁判決が出たが、控訴審が続いている。番組サイトでは、「裁判や教科書問題をきっかけに、口を閉ざしていた体験者が沈黙を破った」としている。