<テレビウォッチ>競技が本格的に始まった北京五輪、メダルが期待された重量挙げ女子48キロ級の三宅宏美が6位で終わり、頼みの柔道も男子60キロ級の平岡拓晃が初戦敗退、サッカー男子も1次リーグで敗退……
そんな「残念ムード」のなかで、柔道男子66キロ級で内柴正人が最後に縦四方固めで日本選手初の金メダル、残念ムードを一気に吹き飛ばした。
ところが、そこへまた女子マラソン2連覇が期待される野口みずきのアクシデントのニュースが……
左太ももの筋肉損傷(肉離れ)で、一時入院していたことが明かになったのだ。
昨日(8月10日)、日本陸連の沢木啓祐専務理事と野口が所属する「シスメックス」の藤田信之監督が記者会見した。
藤田監督は「快方に向かっており、今は30分ほどのジョギングをやっている。本人は『最後まであきらめず、出たい』と語っている」という。
しかし、直前の筋肉損傷で過酷なマラソンができるのか?
沢木専務理事は「タイムリミットは後2~3日の間に判断しなければならない。最後の判断は、本人と藤田監督、コーチ3者の感覚的なもの。私どもは、それで態度を決めたいと思う」。
もし野口が欠場となった場合、女子マラソンの代表は土佐礼子と中村友梨香の2人だけになる。
番組では、突然の野口のアクシデントにコメントなし。ナレーションで「(野口の)2連覇の道が険しくなりました」と……
文
モンブラン