「エコわらしべ長者」は「エコ」なのか

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   <テレビウォッチ>エコわらしべ長者への旅」というブログ。日に100件のアクセスがあるという。

よく分かんないけど…

   エコグッズを手がかりに物々交換を進め、最終的にエコカー「プリウス」を手に入れようという企画なのだそうだ。

   作者は清輔なつき(23)。「こんな楽しいエコがあるんだと笑うだけでいい」

   昨2007年11月、家族に話したときの反応はいまひとつ。というのも、最初のモノがなんと「箸(3000円相当)」だった。交換のための移動はすべてヒッチハイクとする。

   すると1か月後、スポーツ用ブルゾンになり、さらに2日後、毛皮のコート(10万円相当)になった。ところが、その後が続かない。毛皮のコートでは、春になったらダメ。

   「1年がかりかな」と思った3月、大阪の須貝晋一朗カメラマンが、一眼レフカメラ(15万円相当)とかえてくれた。このカメラがパジェロミニに変わった。相手は「ブログを見て信用できる人だなと」

   作者は「人と出会ったり、応援してくれたり、そっちが財産」という。

   そしてきょう(8月1日)、宮城県大崎市の中古車業者で、パジェロはグロリアにかわったのだという。

   小倉智昭が妙にニコニコしながら、「エコを訴えながら物々交換するというコンセプト、よく分かんないけど面白い」

   友近は「モノを見るとエコじゃないものもあるし」と相変わらずクールだが、佐々木恭子もわからないらしい。「どういうところに共感して交換しようとなるのかな」

   長谷川豊は、「地球環境、エコということで……いまトヨタのプリウスまであと一歩」というのだが、長谷川自身もどこまで分かってるのか。

   小倉は、「箸をもって、中古車販売業者のところへいって、『グロリアと交換して』といったら、絶対かえてくれないよね」(笑い)

   「バカっていわれる」(諸星裕)

   なにやらキツネにつままれたようなお話。ブログには不思議な力があるらしい。そもそも「わらしべ長者」なんて、あり得ないことの代名詞じゃなかったっけ?

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト