みのの「アナウンサー道」に反する 赤江珠緒アナのくせ

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   <テレビウォッチ>「続いてですが、エー」と新日鉄の火災事故を伝える赤江珠緒キャスター。

続いてですが、エー

   スパモニを毎日毎日2時間、2か月間も見ていると、筆者的に相手の何でもないようなことがいちいち気に障り、それを咎めずにはいられないという倦怠期症状が生じ、メイン司会の赤江の口癖にも耳・目・口を尖らせることになる。

   このごろ、「信じられない」「許せない」はパッタリ言わなくなったが、「ホントに」と縮めて聞こえる(和田アキ子似の声で歌われるライオンのいる某サファリパークの歌のように)「本当に」と「○○です、エー、そして○○、エー」の多用は健在だ。

   いつだか、アナウンサー出身の司会者みのもんたが「喋るときに、『スウ』と息継ぎの音を聞かせたり、言葉の間に『エー』を多用したりする奴は、アナウンサーの風上にも置けない」とかなんとか大威張りで言っていたが、たくさん喋る人間にこれをやられると、たしかに聞き苦しい。

   しかし、赤江の口癖がなくなったら、スパモニ視聴生活は快適になるかといえば、そんな気もしない。なにかまた別の、より深刻な問題が見つかるだろう。ホントの、そして唯一の解決策は、毎日毎日2時間もスパモニを見続けないことだ。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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