<テレビウォッチ> 日米のプロ野球で活躍した野茂英雄投手が現役引退を表明。日米通算201勝をあげた右腕を、佐々木亮太アナが「本当に輝かしい」と誉めあげ、日本の野球がメジャーに通用することを(はじめて)示してくれたと誇らしげに振り返る。
ところで、野茂がプロ入りした1989年、別の球団に同じくドラフト1位で入団した選手がいた。「与田選手、木場さんのご主人ですよね。何か言ってましたか?」と佐々木は話を持って行く。
そこで、元TBSアナでキャスターの肩書き持つコメンテイターの木場弘子が、ご主人の元プロ野球選手与田剛のコメントをリポート。ここまで周到な振りをするからには、感涙もののエピソードが披露されるのかと思いきや、「主人は絶句してました。あー、そうか、お疲れさんやね、と言ってましたけど」など、いつものように上っ面な内容なのだった。
もっとも、本人が「1番覚えてる」「一生忘れません(笑)」エピソードは別にあった。野茂が自宅を訪れた際、好物のすしを注文した。あまり腹が減ってないと言うが、一応10人前用意した。「ほとんど食べて、しかも高いモノが好きなんですよね」
文
ボンド柳生