<テレビウォッチ>きょうはイヌの話題。小倉智昭はイヌが好きらしい。
愛知県で43歳の男がイヌを盗んだというので捕まった。3年前にイヌを盗もうとして捕まって、出所後2日目にその同じイヌを盗んだのだと。「刑務所で3年間思い焦がれていたらしい」。
イヌを盗もうとしたくらいでなんで3年も? というと、10年間に20頭を盗んでいたための「常習累犯」。で、かんじんのイヌは、男が銭湯に入ってるあいだに行方不明とか。なんともひどい話だ。
佐々木恭子が「自分で飼えばいいじゃないですか」と、まったくだ。
もうひとつ、「古い話だけど」と、小倉の親戚で飼っていた猟犬のセッターがある朝犬舎から消えていた。訓練を受けた良い猟犬だったので、探したが見つからない。そして10年後によぼよぼになって戻されていたという話。
「エー、戻ってきたの」と佐々木。
「いや、使い捨てでしょ。さんざん猟犬として使って、いらなくなったから返した。ひどい話でしょ。なんでそんなことまでしてイヌを飼うのか」
ここで、朝日新聞の記事をひいて、全国で近隣から苦情が出ている「犬猫屋敷」が2055件もあったという。劣悪な条件下で100匹以上飼っているのが30件、広島には540頭というのがあった。倒産したペット業者とか捨て犬を拾ってくる個人とか。苦情は鳴き声と悪臭、病気の懸念。
「そんな風に飼われてもイヌ、ネコも被害者になる」と佐々木。
眞鍋かをりが、「先週、ペットショップで買う直前までいったけど、1人暮らしできちんとケアできないのであきらめた」
小倉が、「またいってごらんなさい。飼っちゃうかも」
「運命ですよね」と眞鍋。
小倉はまた、「うちの庭にネコが入ってきて、それが子を産んで大変。子ネコなんかかわいいんだけど、庭にはイヌをはなしてあるので、親ネコとにらみあって危ないので、イヌを家へいれちゃったりして、どっちが主だかわからない」と苦笑い。「だれかがエサをやってるんでしょうが」
それがもうひとつの無責任。「かわいそう」が新たに「かわいそう」を生み出す。