「青」は「ダイエット救世主」になるか

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   <テレビウォッチ>番組の「スパモニ実験隊」が「色」の心理的作用に注目してみたという。青色にリラックス効果があるというので、食用色素を使って、そばや天ぷらなどの食べ物を全部青く色をつけた。すると、被験者の唾液の量が減少。「なんか気持ち悪い」「食べる気にならない」との声が。

だから個人差は…

   しかし、食べ物にいちいち色を付けるのも面倒。ならば視界のほうを青くして一挙に問題解決――というわけで、出演者がみな青色メガネをかけ、「みなさん、太陽にほえろって感じ」(赤江珠緒キャスター)の状態に。すると、「西部警察って感じですね」とわざわざ言い直すのは森永卓郎・獨協大学教授。どうも、かみ合わせの悪い2人である。

   「出演者のなかで1番ダイエットが必要」と作家の室井佑月に指摘された森永だが、巨体を揺らして笑いながら「これでもガンガン食えますね」と青色ダイエット効果を否定。

   「まー、だから個人差はホントあるんですよねえ、えー」。赤江は下を向きながら、お座なりにまとめに入る。この番組でよく見る光景ではあったが、メガネで目が隠れていると、赤江の強気で容赦ない感じが強調されることがわかった。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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