みの「ほかの県はどうなの?」 大分「教育汚職」

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   <テレビウォッチ>ほぼ「七夕サミット」関連情報一色だったなかで比較的、時間を割いたのが、「大分県教育界の闇」。

心配でしょうがない

   公立小学校の校長、教頭が自分たちの子女を教員にしたいばかりに、教育委員会の幹部に現金、商品券を贈って手心を加えてもらったという採用試験をめぐる「身内の贈収賄事件」で、5人が逮捕されたのだ。岡安弥生キャスターが、登場人物、金や商品券のやりとりなど経過を報告する。

   みのもんたが、「衣(医?)・食・住。イの世界も、食の世界も、偽装設計……日本はメチャクチャだね……とうとう教育の現場も……」と、嘆いてみせる。

   続いてみのが、「初めてじゃないね。恒久的に行われて……」とかなり一方的に断定しようとすると、岡安が「そこのところはまだ分かりませんが」と止めに入る。しばしば似たような場面を見かける。

   みのが、「大分県が大きな問題として取り上げないと……」と振ると、末吉竹二郎(国際金融アナリスト)が、「権限があるところに必ず不正があるという前提で考えないと……先生だから悪いことをしないという時代じゃない」と応じる。杉尾秀哉TBS解説委員がサミット取材で不在のため、2人の掛け合いになる。

   みのが、「捕まった人は罰を受ければいいけど、合格した人たちはどうなるの?」と話を進めると、末吉「点数がどうだったのか」と受ける。岡安が、「合格者が決定した時点で答案用紙が廃棄されてしまうんだそうです」と信じがたいことを口にすると、みのは「ふざけるなと言いたくなる。すごいことに発展するんじゃない? 氷山の一角としか思えないな……ほかの県はどうなの?」と止まらなくなる。

   岡安によると、2007年の大分県の公立小学校教員採用試験は、受験者489人中41人しか通らない狭き門だったという。やはり、安定した職業志向なのか?

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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