和田アキ子演じた中鉢明子 いい演技で今後も期待

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   <テレビウォッチ>フジのドラマ「和田アキ子物語」。和田アキ子のデビュー40周年に合わせたものだ。

   「5年目のハイヒール」という和田の自伝が原作だ。中鉢明子が和田を演じ、いい演技を見せていた。中鉢は見所があってひいきにしている。

   和田の不良少女時代の苦労から、スカウトされて上京し1972年にレコード大賞最優秀歌唱賞をとるまでを描いていた。

   本のタイトルにあるハイヒールは、事務所の社長からプレゼントされたもので、真っ白でバカでかい。ほかの歌手にいじわるされて、そのハイヒールをなかなかはくことができないこともあった。

   オカン、母親役を泉ピン子が控えめに演じており、これも良かった。母と子の心の交流が上手に描かれていた。子どもへの理解がない父親に比べ、子ども思いの母親らしい母親で、分かりやすい仕立てだった。

   生きている人の伝記ものは、どうしても当人に遠慮して美化されてしまいがちで、このドラマもそういう文脈ではあったろう。しかし、それを差し引いても十分楽しむことができた。最後に和田本人が登場する映像があったが、蛇足だったと思う。

      日本でも 売っていたのか デカヒール

   *<編集部注>*

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