<テレビウォッチ>「ちょっとこれ本当~、実話なんでしょうね」。信じられない内容に司会の加藤浩次が仰天する『実録!! 鬼嫁列伝 夫イジメの実態』を取り上げた。
まず、街を行く主婦などがインタビューに答えた夫イジメの方法の数々。料理でいえば「突き出し」といったところだが、ハナから陰湿な夫いじめの実態に仰天……
「糖尿病の夫のお茶に砂糖を毎日落とすとか、ドックフードを食べさせるとか、よく聞きますよ」
「毎日お弁当を作るときに、分らないように生ゴミを混ぜておきますよ。それでも足りないので、お弁当の全部の具にツバを吐いています」
「自分と子供の食器は一緒に洗うが、夫のものを洗う時はゴム手袋をはめ、スポンジも灰皿を洗うときに使うもので……」
憎しみ100%の実態が伝わってくる。が、極め付きは『衝撃告白 現役鬼嫁 私はこうして鬼になった』。
以下は、2歳年上のサラリーマンと結婚し、今年で20年目の主婦(52)が語った赤裸々な夫イジメ。
相思相愛で結婚したのだが、夫は大の酒好きで、毎日が午前さま。
給料やボーナスは飲み屋のツケに回り、生活費の半部ぐらいしか入れてくれない。
しかも家族と何かしようという感情が少なく、自分さえよければというタイプで、今は「心から嫌うようになった」というイジメの中身は……
夫には手づくりの料理をやめ、徐々に食欲を減退させるために、すべて出来合いの惣菜を与えているとか。案の定、夫は自分で好きな総菜を買ってきて食べるようになったという。
「倒れてしまえば、それはもうバンザーイ。自然消滅してもらえればどんなにいいか」
夫の洗濯物は、忌まわしいので手では触れず割り箸。洗濯したあとは暫く放置し、臭くしてから干す。さらに驚きは夫の歯ブラシ。排水口の掃除をしてちょっと水洗いして置くのだという。
最後に「揚げ物の油が熱くなってくると、夫にかけてしまいたいという怖い衝動にかられることがある」という。
テリーに「ずっとうなずいていましたね~」と指摘された江田けんじ衆院議員は「専業主婦は子育てとかでストレスがたまっているんですよ。一言『お疲れサン!』といえばこんなことないんですよ」。
生活アドバイザーの池内ひろ美さんは「彼女たちの夫への憎しみを消すのは難しい。夫が私を大事にしていないんだから私がいじめるのは当り前と、どんどん広がっていく。夫は妻を褒めることです。感謝することです」
感謝の一言、褒め言葉が必要なのは、夫婦お互いさま。一方通行ということはないのでは。