エロかしこい系のタレントさん その発声法では……

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   映画で、俳優が何を言っているのか分からない……というケース、ありませんか?

   モショモショ言っているばかりで、DVDなどで見ている場合には、思わず巻き戻したり、音を大きくしたりしないと台詞が聞き取れない。もしかして、耳が悪くなった? と一瞬疑ってしまうほど。私は、耳が悪いわけではないのだが、聞き取れないことがたびたびあり、そのたびにイラっとしてしまう。

   先日も特番の収録スタジオで同じような経験をした。また女性タレントの声が聞き取れないのだ。最近エロかしこい系で人気を博しているグラビア出身のタレントさん、お嬢様が売りのモデル出身のタレントさん。とにかく彼女たちの声が聞き取りにくい。というのも、声がスタジオの奥まで届かないのだ。音声スタッフがマイクでしっかりと声を拾っているので、オンエア上は全く問題がないのだが、現場にいるとひそひそ話でもしているのか? と思ってしまうほどだった。

   そんな彼女たちと正反対だったのが司会だった元アナウンサーの方。彼の声は、一字一句すべてはっきりと聞こえた。さすが、訓練された声だけはある。声の出し方ひとつだけで、説得力があるように聞こえるのだ。同じ話をしていても、発声が違うだけで印象は全く違う。

   これはなにも芸能人に限ったことではない。人に説明する時や、感想を言う時など、声の出し方だけでいい印象にも、悪い印象にもとられてしまうのだったら、いい印象を受け取ってもらいたいもの。

   ところで、声にはこんなヒミツが隠されているんだそうだ。

   声には、「喉から出す声」と「体で響かせる声」の2種類があり、さらに出し方1つで、表情や性格、体調まで変わってくるんだそうだ。発声教室などでは、ボイストレーニングを積んで『ビジネススキルとなる声の作り方』を学び、実践しているビジネスマンも多いんだとか。

   「あ、こんな小さな声でモショモショしゃべるのは、内気な人なんだろうな」「やたら声がでかいな! 自信過剰の人なのかな」など、人は無意識に声で人を判断している。ここはひとつ、企画プレゼンで勝ち取るために、発声法を学ぶとするか。

踊るオサムン
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