しょぼい「モンスター」の猛威

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   「モンスター○○」ブームがとまらない。教育界に暗躍する(本家?)モンスターぺアレントに、病院に蔓延るモンスターペイシェント…。

モンスター飼い主です

   そして今日のスパモニは新種を誕生させた。それは――フリップを出しながら赤江珠緒キャスターが言う。「モンスター飼い主です」

   現役の獣医数名が料金未払いや暴力などを激白。モンスター飼い主の『凶行』が次々と――と番組は言う。しかし、モンスター1匹につき、目撃者1人の証言である。江東区の女性行方不明事件の捜査・発表と違って、モンスター自身の姿は見えないし、足跡も写真もない。「困ったお客さん」なら昔から相当数いたはずだが、今はそれが流行の「モンスター」ブランドに大変身である。

   気になるのは、乱獲乱売が続いたせいか、モンスターが小物化し、飽きられる傾向があること。今後の新種発見は難しくなりつつある。一方では、問題教師や医療過誤といった伝統的大型モンスター人気も勢いを盛り返してきそうだ。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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