橋下大阪府知事が昨日(6月5日)、発表した「大阪維新プログラム」。予算削減の最終案である。
知事は「とりあえず出血を止めるためのもの」としたうえで、「ハッピーパラダイスが待っているものではありません。厳しい内容になっています」「職員の人件費削減案を含め、府民のサービスにも切り込んでいます」と声を張り上げた。
人件費345億円などがカットされ、目標の1100億円削減は維持されているという。
みのもんた「思いきってやりましたねー」
浅野史郎・元宮城県知事は「このままだと国の管理下におかれ、知事の仕事ができなくなる。瀬戸際なんです。歳出を削減するしかない」と言い、知事の態度については、「立派でしたね。うまい」「最初にマスコミの方ありがとうございます、と言った。そして、府議会もよくやってくれました、大阪の職員は日本一です、と続けた」「まじめな顔つきで、わかりやすく、率直で、まっとうな姿勢を感じた」とべたぼめ。
吉川美代子TBS解説委員も、「説得力ありました。私が府民なら、頑張れと言いたくなると思います」と、これまた好意的。
とまれ、「来月の府議会が財政改革の正念場」(ナレーション)で、浅野元知事は、「これからがたいへんです」とクギをさすことも忘れなかった。
文
アレマ| 似顔絵 池田マコト