「40歳前半、独身」と騙し栃木県警に6月3日、詐欺の疑いで逮捕された茨城県桜川市の農業、深谷ハツエ容疑者(69)。
なぜ69歳のオンナが30歳もサバを読んで騙し通せたのか?『スッキリ!!』はこの疑問を解くために取材を行った。
深谷容疑者は2007年1月栃木県内の結婚相談所に登録。その際、10年以上も連れ添った夫がいるのに厚かましくも「40歳前半、独身」と申告していた。
その後、同相談所を通じて49歳の被害者男性とお見合い。1か月後に結納を交わし、両親もいる男性宅に同居を始めた。
同居から1週間後、深谷容疑者は「義兄が、金が必要になり100万円貸してほしい」といって、だまし取ったという疑い。
ここで先の疑問。深谷容疑者はそんなに若く魅力的に見えたのか?で、深谷容疑者の住む地元を取材、よく知る人の話を……
「そんなに若くみえたの?」に「若くは見えないよ。40代はちょっとムリがあるネ」「70は70だよ」と。
「では美しかったのでは?」には「可愛げのネ~オンナだな」「男みたいな顔だよ」。被害者がなぜ騙されたか分らないといった疑問がかえって膨らむ。
そこで10年以上も連れ添っている深谷容疑者の夫にも直撃。「40歳代といっても通用するくらい若かったのでは?」に夫は「そんなことないよ。オレより年上なんだよ。オレ自身が何で?何で?と考えている」。
もっとも、深谷容疑者の結婚詐欺は今回が初めてではなさそう。知人は「今まで15、6回やっている。またかという感じだ」という。
今回の取材では、なぜ騙されたのかについて被害者側の話がなかったのが残念だが、代わってテリー伊藤が「男も49歳独身となるとオンナで悩む。飢えていたんですよ。水が欲しいみたいな感じで、近くにあった泥水を気付かないで飲んじゃった」。
それにしても結婚相談所も杜撰、無責任。テリーは「もう少し調べないとね。これはないですよ」。