また「子供写真」で元教師逮捕 「こういう人」の救い方

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   交通事故で死んだ子どもの画像をHPに載せたなどで有罪(児童買春・児童ポルノ禁止法違反)となった元教師が、また、盗撮しようとして捕まった。「覚えてるでしょう。なんてバカなやつなんだ」と小倉智昭が吐き捨てた。

こういう人たちはなくならない

   昨2007年2月に逮捕、起訴されて、7月、2年6か月の懲役、執行猶予5年、保護観察つきの判決を受けた渡辺敏郎容疑者(35)。判決で小児性愛、死体愛好の傾向があるとされ、事実、パソコンの画像は80万点もあった。

   今月(6月)1日、東京・世田谷の小学校の運動会で、保護者にまじって子どもたちの写真をとろうとしているところを、建造物侵入の現行犯で逮捕された。学校が決めた名札やリボンをつけていなかったため、父兄が不審者と見とがめたのだった。「子どもが好きだから、写真を撮りたかった」と言っているという。

   小倉は「彼にとっては何なんだろう。病的なものなのか」。

   レポートの大村正樹は「裁判で、自分の性癖だといっていた。動いている子どもには興味がなくて、写真に撮った子どもが躍動する姿をイメージすると、性的な興奮を覚えるといっていた」という。

   いまは、埼玉に住んで、大型バスの運転手をしていた。また、保護観察では、性犯罪者処遇プログラムを受講していたという。ただ、これは、本人に前向きに更生する気がないと意味がないと、専門家もいう。

   小倉は「ある意味では、かわいそうなヤツかもしれない。ぼくらが運動会にいって写真を撮っても犯罪にはならない。ただ、前歴があって挙動不審だからつかまった。どうしようもないものがあるんだろうね」。

   高木美保は「自分を抑えられない人なんじゃないか。そうなったときに、居場所がわかるようにするなどのプレッシャーをかけてあげたほうがいいのかな」。

   デーブ・スペクターは、「アルコール依存症と同じで半永久的。アラームが鳴る発信器もある」。

   小倉は「こういう人はかなりいると思う。密かに楽しむ人ね。それをどこまで犯罪や性格異常と結びつけるのか。人間の作った基準の中で判断するんだから、人権もあるだろうし難しいが、何とか救ってやるという考えにならないと、こういう人たちはなくならない」。

   最後に「こういう犯罪って、これから増えると思いますね」。たしかに暗い予感はある。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト